なにか資格をとりたいけど、何の資格をとればいいんだろう?
自分のアピールになる資格はなにかあるかな。
そんな悩みを抱えている方に、今回ご紹介する資格は「AWS認定」です。
AWSとは?
AWSとは、Amazon Web Services の頭文字で
世界中にクラウドサービスを展開している企業さんです。
いまでは数多くの企業が利用しているAWSのサービス。
時代の流れと共に、AWSのクラウド基盤を利用して自社のサービスを展開する企業も増えています。
たとえば任天堂やSOFTBANKなど数々の有名企業を筆頭に10万社を超えて利用しています。
AWSクラウド導入事例
また、Synergy Research Groupの調査結果によると、クラウド基盤を扱う他社のサービスであるMicrosoftのAzureやGoogleのGoogle Cloud Platformと比較しても、amazonのAWS利用者数は世界シェアNo1ということが分かります。
引用:ITmedia グローバルのクラウドインフラ市場、市場の成長率が鈍化する中でAWSがシェア30%超を維持 AzureとGoogle Cloudは堅調 2022年第4四半期の調査結果
AWSは世界シェアNo1のクラウドサービスを提供する企業である
どんな人がとるべき?
AWS資格は、AWSが提供するクラウド基盤のサービスに関する知識が問われるベンダー試験です。
そのため、就職活動を見据えた資格取得を目的とする場合は、IT企業などクラウド基盤のサービスを扱う企業に対しては有力な資格となると考えられます。
逆にIT企業でなかったり、AWSを扱わない企業の場合はあまり評価されない資格の可能性があります。
試験の種類と難易度
AWSは現在12種の資格が展開されています。
試験の難易度は全部で4つに分かれており、より自分の知識量に合った試験を受けることができます。
※一部「AWS Certified Data Analytics – Specialty」については2024/4/9に廃止が決まっています。
いずれの試験も基本は7割正解が取れれば合格となります。
就活、社内スキルとしてどのレベルまで取るべき?
資格保持を自分の強みとしてアピールしたい場合は、最低でもASSOCIATEレベルは取得しておくとよいです。PROFESSIONALレベルだとさらに強力なアピールになると思います。
逆に、自分の知識のためという場合は、FOUNDATIONALレベルでも広くAWSの基礎や多くのサービスを学べるのでお勧めです。
AWSの資格試験の有効期限は3年
AWSは常に進化するサービスです。
いまも新しいサービスが次々と登場しています。
そのため、資格の有効期限は無期限ではありません。
どのAWS資格も取得した日から「 3 年間」と定められています。
資格保持者は、有効期限内のうちに同じ認定試験の最新バージョンを受験し再認定を受け、常に常に知識の更新を行う必要があります。すこし面倒ですが常に進化するAWSなので知っている知識が古くなることは往々にして発生するため、知識の維持は欠かせませんね。
さいごに
AWS試験は人気の資格です。
企業側も資格保持していることで、資格の種類次第では一目おかれる期待の人材になると思います。
しかし資格を持っているから仕事が全てこなせるのか?というと、システムとはナマモノなのであらゆる難問をスムーズに解決できることはまず無いと思います。資格はあくまで武器であり、その武器をいかに利用して問題を解決できるか?が大切なので『資格合格』が目標とならないよう頭の片隅に置いておきたいです。
とはいえ、資格は免許であり自分のスキルの可視化としては非常に有効です。
資格をもっていることで難しい会議の理解も深まりますし、資格を持つことで仕事のチャンスが回ってくる可能性も大いにあるため、時間とやる気があればぜひともとっておきたい資格ですね!
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